
組織コーチ
TCS認定コーチ / 産業カウンセラー / 特定社会保険労務士
- ・コーチングキャリア 8年目
- ・大手メーカー、サービス業、士業などの業種のクライアント多数
- ・弁護士法人で弁護士と共に労働事件に携わった「社会保険労務士」
子ども時代、親の転勤によって引っ越しを繰り返していました。
そのため、「自分の本音」や「自分らしく」を優先するのではなく、
「人に嫌われないこと」が生きる術になっていきました。
また、学業においては比較的成績優秀であったため、学校では「できる子」と見られ、
常に学級委員長などのリーダーを任され、その期待に必死で応えていました。
いま思えば、幼かった私の心はとても辛さを感じていたように思います。
そんな私が仕事において大きな挫折感を味わったのが、
アパレル店に勤務していた頃です。
当時、私は店長を任されていました。
「成果をあげなくては!」と肩に力の入った私は、
スタッフを思い通りに動かし結果を出そうと
必死だったのです。
当然、これでは部下はついてきません。人材育成で、そしてチームマネジメントにおいて、失敗を繰り返していました。
スタッフの勤務体制はシフト制のため、すれ違いが多く、直接会って話をする機会がとても少なかった…。
そのため、コミュニケーションを取りにくかったのも悩みの種でした。
また、他人に仕事を任せることが苦手だった私は
「自分でやった方が早い」と考え、
ひとりで多くの仕事を抱え、ますます孤立しました。
その悩みを解決するためにコーチングを学び始めましたが、
「スキルだけでは人は変わらない」と感じ、
コーチングを学んでいる意義を見出せず葛藤を覚えたのでした。
アパレルの会社から住宅設備の会社に転職した私は、
今まで以上に真剣に仕事に向き合いました。
しかし、上司とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩みました。
この時、私の頭の中を支配していたのは、
「上司や部下に嫌われるのは怖い」という怖れの感情でした。
この怖れの感情の正体は、ズバリ

コミュニケーションに、そして人間関係に悩んでいたある日、私に訪れたのは「不当解雇」でした。
労働法について何も知らなかったことが原因で、使用者に都合良く解雇を告げられてしまったのです。
「自分は解雇をされるようなダメな人間だ」
と自尊心が傷ついたのですが、そこから何とか前を向いて生きていくために、弁護士事務所に法律相談をしにいきました。
そこで、担当弁護士に「自分でやれること探しなよ」と言われ、
背中を押されたように感じた私は、
コミュニケーションのボタンの掛け違いが、不当解雇などの労働問題に発展することを自ら体験したことで、
組織と働く人の架け橋になることを決意して社労士になりました。
社労士として実務をこなしていく中で気づいたのは、
社労士の仕事の9割は「コミュニケーション」。
以前に葛藤を覚えたコーチングを改めて学び直しました。
そして、コミュニケーションについて理解を深めると共に、自信を取り戻しコーチとして独立しました。

私自身が経験してきた
このような想いで、社労士としての知識や経験とコーチとしてのコミュニケーションスキルを駆使して、
私のビジョンは、
ビジネスパーソンが自分の持っている能力を
自覚し、その能力を最大限活かして
働いている世界です。